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「自転車通勤をしたいんだけど、いくらくらいかかる?」
「少しでも出費を減らしたいから、車ではなく自転車で通勤しようかな。」
特に通勤手段を車から自転車にすると節約に効果絶大です。
身体にもいいですし。
でも実際どれくらい節約できるか気になると思います。
始めるからにはできるだけ見える結果が欲しい。
私は自転車通勤を始める前に入念に計算を行いました。
そこで自転車通勤のお金の話。
- 自転車通勤にかかるお金はいくら?
- 具体的に節約できる金額は?
といったお悩みの参考にしてみて下さい。
具体的な数字があった方が踏み出しやすいと思いますので。
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自転車通勤にかかるお金
自転車通勤を始める時にかかるお金について考えてみました。
自転車本体
家にある自転車を利用するならお金はかかりません。
でも長期で考えるなら、良い自転車を選んだ方が楽しく始められると思います。
また予算と距離、目的に合わせて、
- シティサイクル・・・いわゆる「ママチャリ」。通学・通勤・買物など万能な自転車。
- クロスバイク・・・ロードバイクとマウンテンバイクを合わせた自転車。
- マウンテンバイク・・・舗装されていない道でも走れる自転車。
- ロードバイク・・・舗装された道を速く走るための自転車。
の中から自転車の種類を調べて、気になる自転車を比較していきます。
私は片道14kmと距離があったため、ある程度の速度が出るクロスバイクを選びました。通勤だけでなく、趣味にもしたかったからです。
ロードバイクはハードルが高かった・・・。
予算5万円前後でいくつか候補を挙げて、最終的にはブリヂストンのTB1を選びました。
- ブリヂストンSYLVA F24(後継XB1)
- ネストVACANZE1
TB1より本格的なクロスバイクで国内メーカーのもの。
どちらも良いですけどね。とても悩みました。
パーツ
スポーツ自転車なら必要に応じて、
- ライト
- テールライト
- ベル
- 鍵
- 泥除け
- ヘルメット
を用意する必要があります。
シティサイクルであれば最初から付いているので不要です。不安ならライト、テールライトは追加してもいいと思います。
少しでも危険から身を守れるはずです。
クロスバイク通勤に最初に必要なもの。優先順位を考えて少しづつ買い足そう。メンテナンス代
毎日のように乗るので、メンテナンス必須です。
とにかく乗れればいい、ちょっとの距離だから、という方もいると思いますがお手入れした方が気持ちがいいですから是非。
やることは3つ。
- タイヤ空気の補充
- チェーンの洗浄・注油
- 自転車の掃除
必要な物は、下記です。
- 空気入れ
- パーツクリーナーまたはチェーンクリーナー
- チェーンオイル
- ぞうきん(マイクロファイバークロスがおすすめ)
例えばTB1なら「TB1のメンテナンスは何をすればいい?日常のお手入れとその頻度は?」を参考にご覧ください。
自転車保険
現状は自治体によって異なりますが、加入していた方が間違いないと思います。
※お住まいの自治体のホームページ等で確認してみて下さい。
自分が被害者・加害者になるか分かりません。
思わぬところで痛い目に遭わないために。
補償内容にもよりますが年間3,000円程度です。
私のように自宅の火災保険の個人賠償特約が付いていれば、それで対応できる場合があります。加入前に確認を。
関連記事:「自転車保険は入った方がいい?通勤で自転車に乗るなら確認を。」
駐輪場代
私のようにマンションに住んでいる方は、駐輪場代が発生します。
少額ですが毎月かかります。
ウエア・カバン等
基本は家にある物から始めればいいと思いますが、必要に応じて買い足します。
夏、冬は体温調節が難しいです。
関連記事:「クロスバイクの通勤はリュックでいい?他の選択肢は何がある?」
レインコート
傘差し運転は禁止されています。
雨でも自転車に乗るなら用意しましょう。
かさ張るので軽量で扱いやすいものがおすすめ。
関連記事:「自転車通勤、雨の日はどうしてる?時間にゆとりをもって安全に走行が一番。」
車通勤でかかる金額から節約額を考える
車通勤の時にかかるお金は何でしょう。
こちらがはっきりすると、自転車通勤にかけられる金額と節約できる金額が出てくると思います。
車通勤にかかるお金
- 駐車場代
- 自動車保険
- 自動車税
- 通勤手当を上回るガソリン代
- メンテナンス(オイル交換、洗車、ワイパーゴムなど)
燃費が良ければ通勤手当が大きく上回るかもしれません。
私の場合は、
- 無駄な買物
が入ります。
車通勤で定期的にかかるお金
- タイヤ交換費用
- 車検代
- 車自体の消耗による買い替え費用
車通勤しているなら、冬用タイヤが必要な場合もあるはず。状態によっては夏用タイヤも交換する日も来ます。
車検代は主に2年ごとにかかりますし、古くなってくると部品交換等でその費用も大きくなります。
また通勤距離があると交通費でまかなえても、車本体の消耗は避けられません。
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私が実際に節約できた金額
私は車通勤から自転車通勤に変えました。
1年間の車通勤にかかるお金
私が自転車通勤に切り替えた年の費用です。車検に関してはかかる予定だったので項目に入れました。
自動車保険 | 23,620円 |
自動車税 | 12,900円 |
駐車場代 | 66,000円 |
ガソリン代 | 42,000円 |
車検代 | 約100,000円 |
メンテナンス代 | 7,000円 |
支給通勤手当 | -120,000 |
合計 | 131,520円 |
1年間の自転車通勤にかかったお金
下の表は私が自転車通勤を始めた2021年9月~2022年8月までにかかった金額です。
ちょっと細かい金額ですがご参考までに。
※現在は値上がり傾向にあるので、同じ商品でももう少し金額が高くなりそうです。
- リュック
- 空気入れ
- レインコート
- パーツクリーナー
- チェーンオイル
自転車保険は先に触れたように、家の火災保険の個人賠償特約で対応しています。
自転車本体 | 48,180円 |
購入店舗の安心パック (防犯登録、割引など) | 3,787円 |
サイクルコンピューター | 3,590円 |
テールライト | 1,755円 |
ワイヤーロック | 1,080円 |
ヘルメット | 5,140円 |
ヘルメット買い替え | 8,580円 |
駐輪場代(年間) | 4,800円 |
合計 | 76,912円 |
ヘルメットはネットで購入したのですが、なんかしっくりこなくて・・・。自転車屋さんに足を運んで選び直しました。
でも、結局まだ使っていません。いつか使う予定なんですが。
道路交通法の一部改正により、令和5年4月から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務になりました。現在は、ヘルメットを被って通勤しています。
自転車用上着 | 2,900円 |
携帯空気入れ | 862円 |
サドルカバー | 1,338円 |
ヘルメット インナーキャップ | 682円 |
フロントライト | 1,457円 |
エアチェックアダプター | 541円 |
手袋、ネックウォーマー | 2,299円 |
フロントライト | 3,900円 |
バックミラー | 980円 |
補助ハンドルバー | 699円 |
保護メガネ(花粉対策) | 1,100円 |
ワイヤーエンドキャップ | 248円 |
リアキャリア | 2,418円 |
リアバッグ | 3,529円 |
ブレーキシュー | 773円 |
ハンドルグリップ | 1,680円 |
リアバッグ | 4,617円 |
パーツクリーナー | 298円 |
合計 | 30,386円 |
実際に節約できた金額
実際に節約できたと思われる金額がこちらです。
車 | 131,520円 |
自転車 | 107,298円 |
節約額 | 24,222円 |
それほど大きな金額ではありませんが、今後の車検と車の買い替えを考えると大きな効果が見込めそうです。
ちなみに上の表の橙色は、記事投稿時に”利用していない物”です。新しいことを始めるといろいろ試したくなりますので(橙色は3万円くらいです)。
まとめ
自転車通勤の節約についてまとめると、
車通勤でかかる金額を計算して、
自転車通勤にかけられる予算を考えて、
節約できる金額を計算してみよう。
です。
自転車通勤は”節約”だけを目的にすると継続できないかもしれないので、”健康”のためとか、”楽しみ”とか絡めた方が充実します。
自転車生活を楽しんでしまった方がいいと思います。
その代わりちょっと余計な物を買ってしまいますけどね。
私が乗っているブリヂストンTB1は、通勤・通学におすすめのクロスバイク。
充実の装備で初期費用やメンテナンス代があまりかかりません。
良かったら「ブリヂストンTB1のレビュー」もご覧ください。
ブリヂストンTB1のレビュー。1万km乗ってみて分かったこと。スポンサーリンク