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クロスバイクに乗り慣れてくると、いろいろカスタマイズしたくなると思います。
手軽なものとしてペダル交換。
ちょっとした部分だけど、見た目や踏み心地が変わります。
今回はブリヂストンのクロスバイクTB1のペダル交換です。
工具があれば、交換は簡単。
ポイントは”回す方向”です。
※交換手順の写真は六角レンチで作業を行っていますが、ペダルレンチでも分かるように記載しています。参考にして下さい。
- クロスバイクのペダルの交換方法は?
- ペダル交換の費用は?
- 自分で交換できる?
自転車を楽しんで頂きたいのですが、安全第一。
もし整備に不安があるようでしたら、自転車屋さんにお願いする。あるいは、作業後に自転車屋さんに確認してもらうと安心です。
※こちらの整備で使用しているブリヂストンTB1は、2021年9月に販売されていたモデルです。現行モデルは仕様が異なる可能性があります。
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クロスバイクのペダル交換の目安と難易度
TB1の純正ペダル
VP-570というブリヂストンのMTB用ペダルが採用されています。
一般的なシティサイクルに付いているペダルよりは接地面が少し広いです。
ペダルのネジ径は、一般的な 9/16サイズ。
反射板が付いています。
交換時期の目安
ペダルはなかなか壊れるものではありません。
交換時期はお好みでといったところ。
ただ大きな力が加わるところなので、傷だらけ。
使用状況により傷み方も違うでしょうし、私のように転倒して傷を付けることもあります。
デザインや品質、カラーで楽しめる部品です。
ペダル交換の難易度
今回が初めてのペダル交換。
作業自体は容易です。
ペダルレンチなら10分かからないと思います。
工具、大事。
短い六角レンチは厳しい・・・。
古いペダルがなかなか外れなくて苦戦。私は1時間くらいかかってしまいました。
ペダル交換の費用と必要な工具
交換費用はどれくらい?
工具代を考えると悩ましいところ。
ペダルの場合は、それほど交換頻度は多くないはずなので。
いろいろ試してみたいなら工具を用意してもいいですし。
ただ単に傷んでしまって、商品にこだわらないならお店もアリ。
私は前者。
ペダル自体は高価なものもありますが、1,000~3,000円の価格帯が多いです。
私のクロスバイクのペダルは、一般的なネジ径 9/16サイズ。それに適合したペダルを選びます。
自分で選ぶ場合、取付け工具も注意です。
下記は一例。他にも様々なペダルがたくさん。
- ミカシマ MT-FT 1,500円前後(6mm六角レンチ、ペダルレンチ可)
- CXWXC CX-930 2,000円前後(8mm六角レンチが必要、ペダルレンチ不可)
- シマノ PD-EF102 3,000円前後(ペダルレンチ可、六角レンチ記載なし)
国産ペダルで評判の良いペダルミカシマ MT-FT。
比較的価格が安い、でも丁寧な造りという印象です。
私は今回こちらを選びました。
価格もお手頃でカッコイイ CXWXC CX-930。
こちらは8mm六角レンチのみの対応。
安心のシマノ製 PD-EF102。
フラットペダルのエントリーモデル。
以下、いくつかの自転車屋さんの工賃の例です。
ペダル交換 500~1,000円 + 部品代
部品に関しては、一般的にそのお店で選ぶことが多いと思います。
部品代含めて安くて2,000~3,000円といったところでしょうか。
必要な工具など
- ペダルレンチ 又は 六角レンチ(一般的に6mm)
- グリス
- 潤滑スプレー(固着している場合)
工具は、ペダルレンチが1,000~2,000円。
六角レンチは数百円程度で手に入ります。
上の写真のように各工具を並べるとサイズ感がまるで違います。
ペダルレンチが圧倒的に楽です。
何度か交換するようなら、1本持っておきたい工具。
私のTB1のペダルは、6mm六角レンチ・ペダルレンチどちらでも 可。
短い六角レンチで交換したのですが、交換翌日は手が痛かったです。
もし六角レンチを使うならロングタイプをお勧めします。
グリスに関しては、私は AZ 万能グリース を使いました。
潤滑スプレーは KURE 5-56 で問題ありません。
テコの原理必須です。
ペダル交換で気を付けたいこと
ペダルとクランクの間は狭いです。
間隔は約5mm。
家にあるモンキーレンチでは入りませんでした。
ペダルレンチは、丁度5mmくらいで柄が長くできています。
ペダルのボルト径は15mmで作られています。
また全てのペダルが六角レンチ対応というわけではないので、ペダル購入時に確認が必要です。
今回使用したペダルの包装袋に記載がありますが、ペダルの締付トルクは 35 – 40 N・m。
参考として、ブレーキシューの固定が 6 – 8 N・mだったので、締め付けにけっこうな力が必要ということが分かります。
逆に言えば、外す時も力が要ります。
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ペダル交換の方法
交換のポイント
交換のポイントを押さえておきます。
先に分かっていた方が作業がスムーズにいくと思います。
ペダルのネジは、左右で回す向きが違います。
特に外す時。
逆に回すと一向に外れません。ご注意を。
以下、左右のペダルネジの回す方向になります。
進行方向が「しめる」です。
ペダルレンチ用、六角レンチ用で作業向きが違うため、ペダル外側と内側の両方を記載しています。
※写真は説明の都合上、全て右ペダルを使用しています。
・ペダルレンチ用
右ペダル
ペダルを漕ぐ方向 →
左ペダル
← ペダルを漕ぐ方向
・六角レンチ用
右ペダル
← ペダルを漕ぐ方向
左ペダル
ペダルを漕ぐ方向 →
古いペダルが固着していて、しかもペダルレンチがない場合はペダルのネジを潤滑スプレーで緩みやすくする必要があります。
ネジ根元にスプレーして10分程おいて、浸透させてから回してみます。
他の部分にはかからないように気を付けて下さい。
慣れていない場合、固着状況によっては難航するかもしれません。
交換の手順
作業の際はケガ防止・汚れ付着防止のため軍手等の装着をおすすめします。
①ペダルには左右があります。確認を。
②固着しているようなら、予めペダル根元に潤滑スプレーを。
③右ペダルを外します。
上から体重をかけて外します。
④同様にして古い左ペダルを外します。
⑤クランクのペダルネジ穴を掃除します。
⑥新しいペダルのネジにグリスを塗布します。
固着・錆び予防です。
⑦左右ペダルを手で締められるところまで回し入れます。
Rが右、Lが左です。
少し入ったら、裏側から六角レンチでクルクルすると楽です。
⑧新しい右ペダルを本締めします。
軽く締めたら、上から力をグイッと加えます。
※締付トルクの計測はしていないので、感覚になってしまいますが強く締めるです。ペダルを漕ぐ方向が”締める”なので、外れにくいはず。
⑨同様にして新しい左ペダルを本締めします。
⑩はみ出たグリスを拭き取って、
新ペダルに交換完了。
ペダル交換後の裏の仕上がり具合。
まとめ
クロスバイクのペダル交換についてまとめると、
ペダル交換の作業自体は容易。
交換時期はお好みで。デザインや品質、カラーで楽しめる部品
お店の工賃は高くない、
いろいろ試してみたいなら工具を用意してもいい。
ペダルレンチが圧倒的に楽。
ペダルのネジは、左右で回す向きが違う。
固着には潤滑スプレーしよう。
です。
自転車本体に合わせて、ペダルのカラーを変えるのもいい。
私のは黒かな。
黒以外に合うのあるのかな。
ちょっと考えてみます。
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