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ブリヂストンのクロスバイクTB1は通常のクロスバイクのブレーキと違った組み合わせをしています。
普通のクロスバイクは前後Vブレーキ。後ろがディスクブレーキといった物も。
でもTB1はフロントがVブレーキ、リアがローラーブレーキ。
制動力とメンテナンスにとても優れています。
TB1は通勤・通学向けのクロスバイクなので、安全に止まれる組み合わせになっています。
そこでこちらでは、
- TB1のブレーキの効きは?
- Vブレーキとローラーブレーキの組み合わせってどうなの?
- ブレーキのメンテナンスはどうする?
といったところを見ていきます。
こちらは止まりたい時に止まれるブレーキです。
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TB1のフロントはVブレーキ
TB1はクロスバイクなので、前のブレーキは「しっかり止まる」Vブレーキです。
ちなみに一般シティサイクルの前ブレーキは、キャリパーブレーキです。
Vブレーキについて
フロントは一般的なクロスバイクに採用されているVブレーキです。
右のブレーキレバーを握るとワイヤーが引っ張られて、ブレーキアームに付いたブレーキシューがタイヤを挟む構造をしています。
ある程度の速度が出るクロスバイクにしっかりとブレーキを掛けてくれます。
またVブレーキは軽量でメンテナンスがし易いです。
TB1にはPROMAXというメーカーのブレーキシューが採用されています。
あくまで私の使用感としては、「制動力が良く、雨の日でもしっかり止まる」です。
雨の日の下り坂でも速度を出し過ぎなければ十分な制動力。
ブレーキシューが当たるリム部分は削りカスでけっこう黒くなりますが、ブレーキが利いているということかもしれません。
雨の日の次の日は、若干音鳴りがありました。少しすると解消され、特に問題なく走れました。
だいたい4000km走行したところで、以下のシマノ製に交換しています。
TB1のVブレーキの特徴
私が以前乗っていたクロスバイクのVブレーキは、握り込むとタイヤが動かなくなるくらいの制動力。
急ブレーキをすると前ブレーキがしっかりかかっているせいで、勢いよく前方に頭から突っ込んでしまいそうな感覚です。
イメージとしては「キュッ!」と止まる感じです。
握り込みの程度で利き具合を調整できるのですが、握ってから止まるまでの反応が早いんです。
それを補うために、TB1のブレーキワイヤー部分にはパワーモジュレーターというパーツが付いています。
これは”利き過ぎ”を抑制するため。
すぐに反応するブレーキを”ゆっくり”に調整してくれます。
急ブレーキの危険性から通勤・通学者を守ってくれる気の利いた装備と言えそうです。
TB1のリアはローラーブレーキ
TB1の後ろブレーキは「しっかり静かに止まる」ローラーブレーキです。
少しお高い自転車に採用される傾向があります。または「音鳴りしないブレーキ」を売りにした自転車など。
ちなみに一般シティサイクルの前ブレーキは、ドラムブレーキです。
TB1は通常Vブレーキがあるところにリング錠が付いている関係もあると思われます。
ローラーブレーキの特徴
一方、リアは制動力が高く、雨にも強いローラーブレーキです。一部のシティサイクルにも採用されています。
また、こちらはほとんどメンテナンスが要りません。長いこと快適に乗れる安心のブレーキです。
左のブレーキレバーを握るとワイヤーが引っ張られて、内部のローラーやブレーキシューが作動する構造のようです。”タイヤ”ではなく、タイヤの中心の”ハブ”に対して効きます。
ブレーキ部分が雨に濡れず、音鳴りもしにくいです。
イメージとしては「スーッ。」と止まる感覚で、Vブレーキと違ってゆっくり、しっかり安全に止まるためのブレーキだと思います。
見えるところにブリヂストンINTER Mと表示がありますが、左側にシマノの記載。
こちらシマノ製のBR-IM31-Rとあります。
ローラーブレーキのメンテナンス
カバーで覆われているので、基本はノーメンテナンスで大丈夫です。
音鳴り等があれば注入口にグリスを補充、こちらは黒いゴムキャップが付いています。
心配であれば、自転車屋さんにお願いしましょう。
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通勤・通学に最適なブレーキの組み合わせ
TB1はクロスバイクだけど、Vとローラーのブレーキの組み合わせです。
前のVブレーキだけでも十分な制動力、後ろのローラーブレーキはそれほど強く止まる力はありません。
自転車を止める時は、この前後のブレーキを両方使って安全に速度を落とします。
こちらは私のTB1のブレーキの感想です。
通勤・通学に最適なブレーキの組み合わせだと思います。
Vブレーキとローラーブレーキのセットは安心
下り坂等を含めて時速18~30km程度で走行するため、フロントのVブレーキによる制動力は安心です。
パワーモジュレーターのおかげか、ブレーキの掛け具合の調整も容易です。
リアのローラーブレーキはVブレーキに比べておよそ200~300g重いようですが、なにしろメンテナンスがほとんど要らないなら問題になりませんね。
代わりにリング錠で施錠できるので人によってはメリットです。
メンテナンスが容易、音鳴りも気にならない
雨の日に走った後は、前のブレーキシューのリム接地面とリムに付いた水分を拭き取ります。
私のTB1は4000km走行時にでフロントのブレーキシューを交換。Vブレーキはシューを交換するだけなので、慣れてしまえばそこまで大変ではありません。
リアは全くメンテナンスしていません。周りをきれいにしているくらいです。1年経った現在でも不具合はありません。
Vブレーキの音鳴りもブレーキシューをシマノのM70T4にしてからありません。
ローラーブレーキは最初から全く音鳴りがありません。
まとめ
TB1のブレーキについてまとめると、
TB1はフロントがVブレーキ、リアがローラーブレーキ。
制動力とメンテナンスにとても優れた通勤・通学に最適なブレーキの組み合わせ。
Vブレーキは「しっかり止まる」、軽量でメンテナンス性が良くて、
ブレーキシューが擦り減ったら交換するだけ。
パワーモジュレーターが”利き過ぎ”を抑制するため掛け具合の調整も容易。
ローラーブレーキは「しっかり静かに止まる」、制動力が良く、雨の日でもしっかり止まる、音鳴りもしにくくて、基本はノーメンテナンス。
自転車を止める時は、前後のブレーキを両方使って安全に速度を落とそう。
です。
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