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「ネットで自転車を買う場合、防犯登録はどうする?」
「登録してないけど、しなくても大丈夫?」
お店で自転車を買った時に当たり前のようにする防犯登録の手続き。
今は自転車もネットで買える時代ですから、そこまで考えないといけません。
よく見ると自転車をネットで買っても、全てのお店がその面倒を見てくれるわけではなくて・・・。
そんな時は自分で手続きしなければなりません。
そこで今回は自転車の防犯登録について。
詳しく説明を受けたことはなかったです。
必要性や手続き場所、費用等調べてみました。
- 自転車の防犯登録の必要性
- 防犯登録しないとどうなる?
- どこで手続きできる?
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自転車の防犯登録について
自転車の防犯登録は義務
まずは防犯登録について。
各都道府県で定められていますので、お住まいの自治体のホームページ等で確認してみて下さい。
登録料や有効期限等は、自治体によって異なるようです。
下記は、私が住んでいる埼玉県の例です。
法律により防犯登録は自転車所有者に義務付けられていることなので、基本は変わらないと思います。
※法律の文章より分かり易いものを記載しています。
自転車防犯登録制度
自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合推進に関する法律により、自転車ユーザーに義務付けられた登録であり、盗難被害時の早期回復、撤去された自転車の返還などの際に活用され、所有権を明確にする大切な登録です。
自転車防犯登録手続
自転車を購入した際は、その販売店(一部店舗を除く)で登録することができます。
登録料として、600円(非課税)がかかり(平成30年1月1日から600円へ改定)、自転車のユーザーの住所・名前が確認できる資料(運転免許証・身分証明書・学生証等)に基づき、登録カードに必要事項を記載していただき、販売店から埼玉県自転車防犯協会を通じて県警察まで送付されます。登録には、おおむね1か月程度の期間がかかります。
防犯登録期間の有効期限は、登録年より8年間です。
有効期限が切れた際は、近くの自転車販売店(一部店舗を除く)にてご相談ください。詳しくは、埼玉県自転車防犯協会のホームページをご覧ください。
出典:埼玉県警察ホームページ(https://www.police.pref.saitama.lg.jp/c0010/shinse/zitennsya.html)
防犯登録の必要性
上記には「盗難被害時の早期回復、撤去された自転車の返還などの際に活用され、所有権を明確にする大切な登録」とあります。
公に「この自転車は私の物です」と証明する登録。
またその自転車の持ち主を警察の方で把握することで、万が一自転車の盗難に遭った時や撤去されてしまった時に戻ってくる可能性があるということ。
もちろん絶対戻ってくるという保証はないです。
高額な自転車であれば分解されてしまう恐れ。
乗り捨てなら見つかるかもしれない。
それでも少額の費用で自転車が見つかる可能性がちょっと上がるなら登録した方が良いと言えます。
埼玉県の例で言えば、8年で600円。
1年あたり75円、って思えば。
手続しないとどうなる?
防犯登録をしていないからといって、罰則があるわけではないようです。
ですが法律で義務付けられている、となると登録していないと面倒なことがありますし、見つかる可能性も低くなると思われます。
例えば登録が無ければ、盗難車ではないかと怪しまれてしまう可能性があります。
私は高校生の時、警察の方に呼び止められて(暗い時間に帰宅していたので)、「念のため確認させてね」といった具合で所有者確認されたことがありました。
証明するものがなければ時間を要することになったと思います。
あとは私の自転車のように盗難補償が付いている自転車のケース。
防犯登録をしていない場合は盗難補償の対象外と記載がありました。
おそらく盗難保険の加入条件にも防犯登録が含まれていると思います。
防犯登録の手続き方法は?
基本は自転車購入時に
通常自転車購入時に「防犯登録が〇〇円です」と話があると思います。
登録カードに住所や氏名、電話番号等を書き込み、身分証明書の掲示をして登録料を支払う
ことで手続きできます。
登録料は都道府県によって異なりますが、600円前後。
それほど手間も費用もかかりません。
「自転車を買ったら登録する」が自然な流れ。
お店からすれば、自転車を買ってもらったので当然のように手続きしてくれます。
そしてその防犯登録カードは大切に保管して下さい、とのこと。
盗難被害や撤去、自転車の譲渡や抹消手続等で必要になるものです。
※詳しくは各自転車防犯登録協会等のホームページで確認して下さい。
わが家は自転車を3台所有しています。お店でもらった自転車の取扱い説明書の袋に「防犯登録カード」を入れて、3台分を一緒に保管しています。万が一の時に見つからないと困るので。
ネットで自転車を購入した場合
「自転車防犯登録所」の看板が掲示してある自転車販売店(自転車専門店・ホームセンター等の自転車取扱店)に自転車を持ち込んで手続します。
基本は受け付けてくれます。
ただ自転車を買っていないのに頼みずらい、という方もいるはず。(私とか)
不安な方は、最初から自転車を店舗受け取りにしたり、オプションで防犯登録を同時に行ってくれるネット販売店(自転車通販サイト【cyma-サイマ-】や自転車と同時購入で登録してくれるお店等)で購入した方がいいかもしれません。
※登録地が指定されていますが有効とのことです。
必要なものは下記です。
購入後に自分で手続きする場合は、販売証明書等を捨てないように気を付けましょう。
- 領収書又は販売証明書(販売店名・商品名・車体番号等が全て明記されているもの)
- 自転車本体
- 身分証明書
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【体験談】私の防犯登録
自転車購入時
おそらく今まで10回くらいは防犯登録の手続きをしたかもしれません。
自分の、親の、子供の自転車等々。
今乗っている自転車もネットで購入したものですが、店舗受け取りにしたので特に困りませんでした。
住まいのある埼玉県が登録地です。
店頭で買った時のように防犯登録の手続きをしました。
自転車を手放した時
私が自転車を手放したケースは以下です。
あまり知識がなかったので、うまくなかった点もありました。
※こちらは全て埼玉県のケースです。
- 友人に譲渡
- 自転車を粗大ゴミで処分
- 中古自転車屋さんに買取依頼
- リサイクルショップへの持ち込み
学生時代に折り畳み自転車を友人に譲ったことがありました。
「防犯登録」をしていたと思いますが、抹消手続はしていません。
確認すると、譲渡の場合は新所有者が登録する際には譲渡証明書と防犯登録カード(旧所有者)が必要みたい。
当時は知らなかったです。
ですからその自転車で友人が盗難被害に遭った際には私に連絡が来たかもしれません。
またその自転車が他の誰かに渡る可能性もあります。
と考えると手続きはしっかりした方がよさそうです。
不要になった自転車を粗大ゴミで出したことがあります。
確認すると防犯登録の有効期限が切れている場合は、そのまま処分で問題ないようです。
ただ期限内であれば登録の抹消手続が必要。
万が一、その自転車が悪用されることもあるから、ということでしょう。
古い自転車だったので、おそらく期限切れ。
確認しなかったですね、反省。
以前乗っていたクロスバイクを中古自転車チェーンに買取依頼したことがあります。
こちらは防犯登録の抹消手続を代行してくれたので、とてもスムーズに処分できました。
※画像は私の自転車ではありません。
小さなリサイクルショップに自転車を持ち込んだことがありました。
お店の方に「警察に行って防犯登録を解除して持ってきて」と言われて、警察署に行きました。
実家にいた時に購入した自転車だったので、登録内容(氏名や電話番号等)がなかなか一致しなかった記憶があります。
登録カードも手元になかったです。
無事に登録抹消して買い取ってもらいましたが、けっこう大変でした。
登録カードはしっかり保管した方がいいです。
まとめ
自転車の防犯登録についてまとめると、
法律により防犯登録は自転車所有者に義務付けられているが、罰則はない。
登録料や有効期限等は、自治体によって異なる。
公に「この自転車は私の物です」と証明する役割。
登録すると万が一自転車の盗難に遭った時や撤去されてしまった時に戻ってくる可能性がある。
登録していないと所有者確認の際に証明できないなど面倒なことがあるかもしれないし、見つかる可能性も低くなる。
基本は自転車購入時に登録。
自分でする場合は「自転車防犯登録所」の看板が掲示してある自転車販売店(自転車専門店・ホームセンター等の自転車取扱店)に自転車を持ち込んで手続き。
防犯登録カードは大切に保管する。
です。
おそらく普通の自転車であればお店の方に勝手に貼られてしまうであろう防犯登録のシール。
見た目が気になる方もいるかもしれません。
義務付けられているけど罰則がないっていう内容、他にもどこかで聞いたような・・・。
まあ万が一がありますから、素直に登録しておいた方が良さそうです。
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