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こまめにお手入れしている自転車。
ある日お掃除している時、
金属が茶色い・・・。
錆(さび)ですね。
大切にしている自転車、できるだけ錆させたくない。
今回は錆落としのお話。
少しなら大丈夫。
予防のポイントは、注油する・水気を残さないことです。
- 自転車の錆の原因は?
- 錆を予防するには?
- 錆の落とし方
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自転車の錆について
錆の原因
金属が空気中の酸素や水に反応して金属が酸化したもの
が錆(さび)です。
自転車はできるだけ雨に濡れないようにしたいところ。
室内や屋根付きの駐輪場に置く、カバーをするとかできると安心です。
他にも塩分や汚れ等によっても発生する原因となります。
海辺に置いてあるものが錆びている様子なら想像しやすいかもしれません。
錆びるとどうなる?
金属が錆びると、
- もろくなる
- 変色する
といったことが起こります。
もし錆びたら、できるだけ軽微なうちに。
錆が進行するとボロボロと弱くなります。
穴が開いたり、折れたり。
自転車であれば安全面が不安。
そしてキレイな金属の色が茶色くなるので、きっと気持ちが下がります。
私の錆対策・落とし方
こちらは私の錆び対策・落とし方についてです。
雨の日に通勤しても、現状はそこまで錆びていないのでご参考になるかと。
ということは、ちょっとは錆びています。
参考になるか分かりませんが、以下私の自転車の状況です。
私の自転車について
- 乗り始めて2年と少し。
- 走行距離1万km以上。
- 注油・掃除は3週間毎。
- 雨天時の通勤あり。
- 雨ざらしになる時あり。
- 雨天後の拭き取りは、なるべくしている。
錆対策
できるだけ錆びないようにするにはどうするか。
- 日頃のお手入れ(掃除・注油)
- 雨天後の拭き取り
日頃のお手入れとして、自転車の掃除・注油をそれぞれ3週間毎を目安に行っています。
掃除をすることで汚れを落とすことができますし、洗浄剤によっては表面に膜ができるので錆びにくくなります。
そして錆に気付くために。
また注油をすることでチェーンオイルが水気をはじいて錆から守ってくれています。
今のところチェーンは全く錆びていません。
油切れ禁物。
関連記事:「クロスバイクTB1のメンテナンス。日常のお手入れとその頻度は?」
チェーンには使えませんが、こういった自動車用の拭き取りシートもあります。パッケージに自転車。
余っていたので使ったけど、大判で楽でした。
雨の日乗るならいいかもしれない。
まだ2回目なので様子を見ています。
こちらは少し手間ですが、雨天の帰宅後は水気を拭き取るようにしています。
完全ではなくて、水気が残らない、時間が経てば乾く程度です。
ボルト類は少し錆出てます・・・。
ボルトの頭部分は、水が残りやすいためです。
関連記事:「自転車通勤、雨の日はどうしてる?時間にゆとりをもって安全に走行が一番。」
実はリアキャリアの上部が錆びています。何度も荷物を載せているうちに塗装が剥がれてしまいました。塗装が防錆の役目を果たしているためです。剥がれた部分を再度防錆剤入りの塗料で塗装することで予防することができます。が、きっとまた剥がれてしまう…。今回ここは落とすのみ。
使用した錆落とし
軽微な錆を落とすのであれば、ホームセンター等で販売されている錆落とし剤が便利です。
使い方も簡単ですし。
今回は防錆スプレーも使いました。
こちらのAZサビアウトは、塗って5~15分程度置いたら拭き取ります。
科学の力で落として、金属を傷めないとのこと。
錆を落としたら、再度錆びないように表面処理をします。
洗浄剤で掃除する、薄くグリスを塗る等々で水気を寄せつけないように。
100円ショップのダイソーにはクリームタイプがありました(記事投稿時)。研磨剤が入っているため、必要な部分にだけ塗って布等で擦るタイプ。塗装していないところ用に持っています。
チェーン注油に使用しているエバーズの長期防錆剤は、少しの錆びであれば落とすことができるようです。
場所によっては、こちらが便利です。
私は自転車専門店で購入しています。
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実際に錆を落としてみると
軽微な錆ですが、実際に私の自転車の錆を落とした様子です。
錆落としの効果はあったと思います。
他にも以下の物を使用しました。
- 綿棒
- ハブラシ
- 布切れ
- ビニール袋
- グリス
錆びやすいところのボルトの頭に薄くグリスを塗っています。
私の自転車の錆びた部分
少し写真で分かりにくいかもしれませんが、以下は錆が確認できた部分です。
細かく見るとけっこうあります。
ボルトやネジの頭、水が浸入したところ、塗装が剥がれたところ等々。
錆びる部分はだいたい決まっている。
錆落としの効果
いずれもまだ簡単に落とせるレベルのようです。
こちら一例として、錆び落としの様子です。
主に錆落とし剤を使っていますが、ベル等の拭き上げが難しい部分は防錆スプレーをしました。
こちらはドリンクホルダー部分。
スプレーして、少し置いてハブラシで擦りました。
※オイルが染みないように下にビニール袋を敷いています。
けっこう落ちている。
フレームとドリンクホルダーの隙間から水が浸入したと思われるので、入り口付近に薄くグリスを塗りました。
(穴の中は、防錆スプレーをした綿棒で掃除しました。)
こちらはハブダイナモホイールの左側。
サビアウトを塗って、しばらく待ちます。
垂れないように、中に侵入しない程度の量で。
こちら拭き取った状態です。
まだ少し錆が見られますが、私としては満足です。その後、防錆処理(今回は前述のシートで拭き上げ)をしています。
(写真はありませんが、2回目でよりキレイになりました。)
こちらはVブレーキのワイヤー固定ボルトの錆を落とした様子です。
薄くグリスを塗っていたこともあってか、見た目より軽微だったようです。
サビアウトを塗布して10分後に確認すると、きれいに錆が落ちていました。
綿棒で拭き取ってから、仕上げに再度薄くグリスを塗布しています。
まとめ
自転車の錆落としについてまとめると、
錆は、金属が空気中の酸素や水に反応して金属が酸化したもの。
自転車はできるだけ雨に濡らさない。
注油する・水気を残さないこと。
錆びると安全面や見た目に影響する。
軽微な錆は、錆落としが便利。
です。
物をきれいにすると達成感があります。
個人的にはこんな作業は嫌いではありませんが、頑固な錆はしんどいです。
頑張って落ちないこともある。
結局、錆びさせないが一番。
私が乗っているブリヂストンTB1は、通勤・通学におすすめの1台。
錆びにくいアルミフレーム、錆に強いチェーンが採用されているクロスバイクです。
良かったら「ブリヂストンTB1のレビュー。1万km乗ってみて分かったこと。」もご覧ください。
ブリヂストンTB1のレビュー。1万km乗ってみて分かったこと。スポンサーリンク