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「通勤中にパンクしたらどうするか。」
自転車である程度の距離を通勤するなら対策は考えておきたいところ。
私はそんなパンク対策のためにカバンに入れているものがあります。
かれこれもう2年以上経つけれど、なかなか使う日は訪れず…。
先日パンクしたけれど、仕事が休みだったので使わずにタイヤ交換してしまいました。
でもせっかくの機会なので
いざという時の為に試したい。
そこで今回は瞬間パンク修理剤の使い方を事前に確認することにしました。
パンクしたのはTB1のフロントタイヤです。
まだ溝がしっかりしているのでママチャリの前輪に使用。
パンクしたチューブをそのまま使って、修理剤のお試しです。
自転車の瞬間パンク修理剤はどんな時に使う?
瞬間パンク修理剤の使い方
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自転車の瞬間パンク修理剤について
瞬間パンク修理剤とは
瞬間パンク修理剤とは、その名の通り簡単にパンク修理ができる商品です。
通常パンク修理は、タイヤチューブを取り出してパンク修理します。
これは慣れていないとけっこう大変ですし、手間がかかる作業。
自転車屋さんがバケツに水を溜めて、チューブの穴を見つけて直す様子は見たことがある方も多いと思います。
それをバルブから修理剤を注入するだけで完了してしまうのですから画期的。
私は応急処置用に常に通勤バッグに入れています。
今回実際に使用してみて、可能な限り通常の修理やチューブ交換の方が間違いないと感じました。
でも通勤中にパンクして仕事に間に合わない時には間違いなく使用すると思います。
修理できないこともある
こちらはあくまで直径1mm程度の穴を対象とする修理剤です。
小さい傷のみ対応で、修理できないことがあります。
商品の注意書きにも記載がありますが、以下の場合は修理不可。
- 虫ゴムの劣化(パンクではありませんが)
- 大きい傷穴
- 接地面以外の傷
- 小さいサイズのタイヤ(バルブに向かって真下に向けるため)
虫ゴム劣化の可能性を考えると、普段から交換用の虫ゴムを持ち歩いていた方が安心かもしれません。
再パンクの可能性について
上の写真は先日パンクした私の自転車のタイヤです。
こんな感じでつまようじが刺さっていたのですが、そのまま瞬間パンク修理剤を使用しても再パンクする可能性は高いと思われます。
使用する前にパンクの原因となったものは取り除いて使用する必要があります。
関連記事:「自転車のパンクの原因を考える。パンクに強いタイヤがパンクした話。」
今回使用したパンク修理剤について
ダイソーの瞬間パンク修理剤
私が持っているのは、100円ショップ「ダイソー」の瞬間パンク修理剤です。
今回は、こちらの修理剤を試してみました。
対応バルブは英式で、たしか200円商品だったような…。
こちらの商品、もう一度購入しようと思ったら見当たらない。
いくつかお店を回っても見当たらない。
ひとまずこちらを使うことにします。
他にも同様の商品がありますが、使い方等はほぼ同じようです。
使い方は簡単
使い方が分かっていれば、約5~10分で作業できると思います。
問題はパンクの原因を取り除くことができるかというところ。
そしてスプレー缶なので、火気や高温に注意して管理する必要があります。
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パンク修理剤の使用方法
パンク修理したタイヤ
今回修理剤を使用するタイヤの状態です。
穴は2箇所。
ひとつは、「自転車のパンクの原因を考える。パンクに強いタイヤがパンクした話。」に記載したパンクです。
穴はバルブ付近で1mmに満たないと思います。
もう一つは、今回の為に意図的に開けた穴です。
1mmには満たないけれど、こちらの方が大きい穴です。
使用方法
①先に虫ゴムに問題がないかを確認します。
劣化していれば虫ゴム交換します。パンク修理は不要です。
②パンクの原因となったものをできるだけ取り除き、完全に空気を抜きます。
タイヤ外観の確認の際は、ケガに注意。
③修理剤を約15秒間よく振ります。
④タイヤのバルブが真下にくるようにして、キャップを外します。
⑤バルブに修理剤のノズル先端を差し込み、中身が漏れないように強く押し注入します。
ノズル先端にゴムが付いています。
使用時は音がしなくて、空気の膨らみで終わりの判断をしました。
空気圧は少し甘いですが、充分走行できる程度の膨らみ具合。
ノズル先端を離すと、白い泡が少し出てきたため拭き取りました。
⑥タイヤが膨らんだらキャップをして、200~300m走行します。
⑦走行後、問題なければ修理完了です。
異常に空気圧が下がっていれば本修理へ。
私の自転車(ブリヂストンTB1)のバルブは、米式に変換しています。通勤中にパンク修理剤を使う際には英式に戻す必要があるため、バルブセットを常にバッグに入れています。
修理後の経過について
こちらは修理後の経過です。
状態によって異なると思いますので、ご参考までに。
瞬間パンク修理剤を使用して、自宅まで約2km走行。
帰宅後、空気を補充。
残念ながら空気が抜けていました。
ただこちらは通常の空気の場合より低下が少し早い(液化石油ガスで膨らませる)ようなので、様子を見ることにしました。
再度空気を補充。
空気が漏れているようなら本修理する予定。
空気が抜けている様子はありませんでした。
時間の経過で修理剤が固まった?
分かりませんが、直った可能性。
念のため、チューブを取り出して修理部分を確認。
バルブを抜く時に、白い粉が出てきました。
勢いよく空気を抜けないようにした方が良さそうです。
どうやら穴は塞がった様子。(バケツに水をはって確認すればよかったのですが)
白マーカーで印を付けていたけれど、確認が難しい状態です。
写真にある通り、バルブから注入された修理剤と思われる白いものが、チューブ外側やタイヤ内側に付着していました。
パンク穴から噴き出たものと思われます。
これで今後空気が抜けなければ、問題ないはずです。
しばらく乗ってみます。
9日後・・・空気圧維持。問題なく2km走行。
経過を見て、また改めて追記したいと思います。
まとめ
自転車の瞬間パンク修理剤についてまとめると、
自転車の瞬間パンク修理剤は、簡単にパンク修理ができる商品。
可能な限り通常の修理やチューブ交換の方が間違いない。
修理できないことがあり、再パンクの可能性もある。
使用する前にパンクの原因となったものは取り除いて使用した方がいい。
瞬間パンク修理剤、けっこう使い方簡単でした。
なんでも緊急用の物って、手順を確認しておくと安心です。
次に使う時は説明書なしで使える自信はあるけれど、
だいたいそんな時はパンクしない・・・。
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