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「ハンドルの幅を狭くしたい。」
それは1日100km走った時のこと、
気付けばハンドルの中央寄りを握って走っていた私。
長い距離走っているうちに、それが自分にとって楽な姿勢だったのでしょう。
少し癖になってます。
- クロスバイクのハンドル幅を変更するとどうなる?
- ハンドル幅の変更方法は?
- ハンドルバーの交換方法
自転車を楽しんで頂きたいのですが、安全第一。
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クロスバイクのハンドル幅について
ハンドル幅を調整すると
主に以下の点が変化します。
- バランス
- 前傾具合
- 風の抵抗
- 車幅
乗っていると分かりますが、自転車は横に長いハンドルの方がバランスを取りやすいです。
内側を握るほどバランスが取りづらい。
ハンドルの真ん中辺りを両手で握ると、とてもバランスは取れません(危険なのでやらないで下さい)。
通常クロスバイクは少し前傾姿勢で、前から見ると「ハの字」に腕を開いてハンドルを握っていると思います。
これを肩幅程度にすると腕の開きが無くなる分、上体が少し起きます。
個人差はあるかもしれないけど、私はこの方が楽。
正面から考えると分かり易いと思いますが、体の面積が小さくなるので風の抵抗も変わると思われます。
車幅が変わるということ。
私の場合は、幅を狭くしたので少しは接触のリスクを小さくできたのかな・・・。
※幅60cmを超えると歩道を走ることができません。「道路交通法」により、「普通自転車」とみなされなくなります。
ハンドル幅の変更方法は?
クロスバイクのハンドルバーを短くする方法は主に以下の3つ。
- お店にお願いして短くカットしてもらう。
- 自分でカットする。
- ハンドルバーごと交換する。
①は、お店の方に相談しながら丁度いい長さに調節することができます。およそ2,000~3,000円程度。
②はハンドルバー切断の為にパイプカッターやヤスリなどが必要です。
調べるとそれほど難しくはないようですが、私がきれいにできるか自信がありません。
今回私は③を選びました。
①②は復元ができません。
もしもの時に戻せるし、カットする手間や工具の使用頻度を考慮して。
使用したハンドルバーと必要な工具
TB1の純正ハンドルバー
フレームサイズ480mmのTB1のハンドルバーの長さは、560mmです。
※フレームサイズ420mmは、これより短いです。
ハンドルバーには「HB-FB11 560MM]と記載があります。
バー中央付近の径は25.4mm、グリップ付近の径22.2mmです。
※写真は自作定規です。
一般的なクロスバイクは同じ径だと思いますが、ご確認を。
今回使用したハンドルバーとグリップ
ちょうど探していた500mmがある、こちらを選びました。
コスト的にもお店でカット依頼するのと同等程度。
もっと短くできるけど、大幅に短くなることで安定感を失っても困るし、もしかしたら将来的にバーエンドバーを付けるかもしれないので500mmとしました。
グリップは持っていた短いものを使いました。
こちらはボルト留めタイプで取付け楽ちんです。
ちょうど手の幅。
私の肩幅程度の感覚が、ちょうど500mmでした。
あとは500mmのハンドルバーに装着していた物が全て収まるかどうか。
- ショートグリップ 9.5cm × 2
- 左ブレーキレバー 1.5cm
- ベル 2cm
- ライト 3.5cm
- ステム 4cm
- ハブダイナモライト 4cm
- 右シフト・ブレーキレバー 3cm
合計幅 37cm
使用した工具
- 六角レンチ
- プラスドライバー
- カッターナイフ(ハンドルグリップを切るため)
六角レンチはステムに適合するもの。TB1なら、5mmを使います。
プラスドライバーは、ベル等の取付けに。
カッターナイフはグリップを切るために使いました。
少し大変・・・。
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ハンドルバーの交換方法は?
交換の注意点
ハンドルバー交換後にできるだけ元に戻せるように、作業前の状態を確認しておきましょう。
装着物やハンドルやライト、レバーの角度、ワイヤー類の状態とか。
私は写真を撮りました。
「クロスバイクTB1のハンドル角度。必要があれば調整しよう。」にも記載していますが、ステムのボルトの締付けに気を付けます。
パーツやボルトが歪まないように交互、対角にボルトを回すこと。
4本仮止めしてから、最後に順番に本締めです。
締め過ぎ注意。
ハンドルバー交換の手順
TB1のステムには締付けトルクの表示がありません。
ボルトを緩めた時の感覚と作業前の状態を参考にボルトを締めます。
①状態確認後、各パーツを外す準備をしていきます。
ステムはまだ触らず(作業がやりにくいため)、
ブレーキ・シフトレバー、ベル、ライトのボルト・ネジを緩めておきます。
②ハンドルグリップを外します。
外し方が分からない場合は、「クロスバイクのグリップ交換。乗り心地、見た目を自分好みに。」を参考にして下さい。
私の場合、こちらのグリップは被せるタイプで劣化していたため、カッターで切ってしまいました。
③次にステムのボルトを交互、対角に緩めていきます。
ボルトを緩めた時の感覚を大事に。締める時の参考。
こちらを外せば、各パーツをスムーズに外すことができます。
参考に。外すとこんな感じです。
こちらは全て外した状態。
④新しいハンドルバーをステムに取付け、軽くボルトを締めておきます。
各パーツを通します。
まだ通すだけです。
私は先にハンドルバーを仮固定したけど、先に各パーツをバーに通してもいいかも。
左右に動かして、パーツを通しました。
⑤ハンドルバーの角度を調整して、真ん中に合わせて仮止め。
その後、4本のボルトを交互、対角に回して本締めしていきます。
左右均等に。
⑥ハンドルグリップを取付けます。
⑦各パーツの角度・位置等を調整して完了です。
まとめ
ハンドルバーを交換する作業は、それほど難しくありませんでした。
幅が6cm短くなった、すり抜けやすい。
幅が6cm短くなった、バランスはとりにくくなるはず。
もとからバーの内側を持っていたこともあって、今のところ違和感はありません。
ブレーキレバーが近付く安心感。
同じようにハンドルの内側を握る癖がある方は、
検討してみて下さい。
あまりいないかな・・・。
私は、いつかまた100km走る予定です。
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