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ママチャリは長距離でも大丈夫?実際に走ってみると。

農道を走るママチャリ

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少し暖かくなってきたので、いつもの通勤ルートをママチャリで走ってみました。

普段はブリヂストンTB1

でも、これがママチャリだったらどうだろう。

いつもと同じ時間で着けるだろうか。

ママチャリは5kmくらいの通勤なら大丈夫、といわれているけど…。

14km、行ってみました。

往復で28km。

これから自転車通勤を始めたいけど、ママチャリとクロスバイクのどちらにしようか、という方もいると思います。

こちらでは、

  • ママチャリで通勤ってどうなの?
  • 長い距離でも大丈夫?

といったお話です。

実際走ってみるときつかった・・・。

結論、

できないことはない

でも・・・、といった感じです。

ママチャリで14km走った結果

今回使用したママチャリについて

グレーの27インチママチャリ

数年前にイオンで購入した6段変速のママチャリです。

セミアップハンドル
※上の写真のような形状のハンドルです。

一般的にはこのタイプのシティサイクルを”ママチャリ”と呼ぶ傾向があります。

タイヤサイズはTB1と同じ27インチで、重量は20kg超え。

以下の装備が付いている一般的な自転車です。

  • 前カゴ
  • 泥除け
  • ライト
  • サークル錠
  • リアキャリア
  • 両立スタンド

一般のクロスバイクに比べると充実した装備

今回は、こちらにキャットアイサイクルコンピュータ ベロ9(CC-VL820)を装着しました。

こちらは有線式

サドルの高さは、地面から踵が少し浮く程度としました。

関連記事:「サイクルコンピューターとは?数字を見て自転車を楽しむ。

走行記録

ママチャリ平均速度

以下、私がママチャリで走った記録です。

  • かかった時間 53分
  • 平均速度 時速14.8km
  • 最高速度 時速31.5km(下り坂で記録)

同じ道をブリヂストンTB1では、

  • かかる時間 45分
  • 平均時速 18.7km

といった具合です。

本格的なクロスバイクならもうちょっと速いかもしれません。

ママチャリは長距離でも問題ない?

土の道を走る自転車

結果からお伝えすると、やはり5km程度の短い距離がいいと思います。

長距離は過酷です。

身体と精神は鍛えられるかもしれませんが…。

継続できるように工夫が必要そうです。

短い距離なら問題なし

以下の点のどれかに当てはまるのであれば、ママチャリ通勤で問題ないと思います。

  • 通勤距離が短い
  • 帰りにいくらか買物したい
  • スポーツサイクルに抵抗がある
  • そもそもママチャリしかない

通勤距離が短い

例えばママチャリを時速 15km、クロスバイクを時速 20kmとします。

距離を5km、10kmでそれぞれ計算すると下記のようになります。

距離 5km ÷ 速さ 15km/h = 時間 20分(0.3333‥ ) 

距離 5km ÷ 速さ 20km/h = 時間 15分(0.25 ) 

距離 10km ÷ 速さ 15km/h = 時間 40分(0.6666‥ ) 

距離 10km ÷ 速さ 20km/h = 時間 30分(0.5‥ )

距離が5km遠くなる毎に、5分多くかかってくる計算です。

私の場合、5分はいいけど、10分多く時間がかかるとなると気になります。

特に朝の通勤は。

と考えると、やっぱり短い距離が良いと思います。

帰りにいくらか買物したい

自転車の前カゴ

前かごやサークル錠などは日常使いには便利な装備です。

短距離なら少々重い荷物でも前カゴに載せることができます。

リアキャリアを使う手も。

スポーツサイクルに抵抗がある

今までスポーツサイクルに乗ったことがない人にとっては、前傾姿勢に抵抗がある方もいると思います。

クロスバイクやロードバイクなどは、軽量で速度も出ます。

乗り慣れたママチャリなら乗車姿勢は楽です。

車体が重たい分、安定します。

そもそもママチャリしかない

海とママチャリ

新しい自転車を買う予定がなく、距離が短いなら今の自転車で行きましょう。

便利で頑丈な自転車です。

長く使えますので。

長距離は厳しい

夕日と自転車

ママチャリで長距離走ると、

  • 疲労感が強い
  • 手首、お尻、脚が痛くなる
  • 速度が安定しない

といったことがありました。

体力など個人差があるにしても、楽ではないと思います。

疲労感が強い

走り終わった後の疲労感が強かった。

次の日まで疲れが・・・。

乗り慣れてないにしても、これを毎日できるかなといった感じです。

手首、お尻、脚が痛くなる

実際に走って、

8km地点で膝から太ももにかけての痛み

11km地点でお尻の痛みが出てきました。

サドルを高くすれば、いくらかは改善できそう。

ただこの手の握りが近いハンドルの形状が改善を難しくします。

速度が安定しない

ママチャリと空

これはママチャリの楽な姿勢の関係です。

前傾姿勢にならないので、速度が出しにくく、重心が後ろに残ります。

ペダルを漕がないと速度維持は難しい

漕がないとすぐに減速です。

長距離は走行性能に優れたモデルがいい

スポーティーなシティサイクル

では長距離はスポーツサイクル以外に選択肢はない?

実はそんなことはなくて。

今回使用したシティサイクルの仕様が違っていれば、きっと苦労しなかったはず。

ポイントは乗車姿勢

長い距離を通勤するなら、スポーティーなシティサイクルで。

私が高校生の時に片道12km通学していた自転車はこのタイプ。

長距離用のシティサイクルを検討するなら、以下の点を意識して見るといいと思います。

  • 真っすぐなハンドル(オールラウンダーハンドル)
  • またぐ部分が真っすぐなフレーム(スタッガードフレーム等)
  • 変速付き
  • タイヤサイズ

あと長距離を走るならパンク対策も忘れずに

関連記事:「自転車通勤中のパンクの原因と対策は?パンクしにくいタイヤなら安心。

参考

今ではクロスバイクに前カゴや泥除けなどを装着したシティサイクル寄りのモデルがいろいろ販売されています。

私の乗っているTB1もそんな自転車です。良かったら実際にお店でご覧になってみて下さい。

見ると欲しくなるかもしれませんけど・・・。

サイクリングロードで撮影したブリヂストンTB1 ブリヂストンTB1のレビュー。1万km乗ってみて分かったこと。

まとめ

シティサイクルとクロスバイク

ママチャリは長距離でも大丈夫?についてまとめると、

ママチャリは、

5km程度の短い距離なら問題ない

長距離は過酷

長距離用のシティサイクルを検討するなら、スポーティーなものがいい

ポイントは乗車姿勢

長距離を走るならパンク対策も忘れずに

です。

ママチャリなら、カゴに荷物を入れられるし、泥除けも付いてます。

鍵付きだから寄り道も楽だし、

サイクリングだって大丈夫。

ママチャリは万能です。