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ブリヂストンTB1は7段変速のクロスバイクです。
本格的なクロスバイクであれば、一般的にはもっと多いです。
18段、21段、24段など。
その点、TB1は7段変速ギア。
クロスバイク初心者にも優しい設計だと思います。
こちらでは、
- 7段変速のクロスバイクはどうなの?
- 3段変速しか乗ったことないけど大丈夫?
- チェーンはすぐ外れる?
といったことについて見ていきます。
TB1は、通勤・通学に最適な自転車。シンプルで快適に走れるギア数です。
※こちらで紹介しているのは2021年9月に販売されていたモデルです。現行モデルは仕様が異なる可能性があります。
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クロスバイクTB1変速機の仕様
TB1は主にシマノ製の変速機が採用されていますので安心です。
フロントギアのみ別メーカーですが、使用感は問題ないと思います。
関連記事:「TB1のシフトワイヤー交換。簡単だけどリアディレイラー調整が難。」
シフターについて
ハンドル右側にシマノのシフティングレバー7スピード(SL-M315-7R)が付いています。
操作がとてもシンプルなので、3段変速の自転車に乗っていた方でも違和感なく乗ることができると思います。
数がちょっと増えただけ。
手前のレバーを押し込むとシフトダウン、奥のレバーをこちら側に押し込んでシフトアップです。
段数表示もオレンジ色なので視認性が良いです。さすがに夜道では見えませんが。
個人的にはグリップに付いているシフトよりも使いやすく感じます。
リアディレイラーについて
後ろに付いている変速機はシマノのTOURNEY 6/7スピード(RD-TY300)が付いています。
ディレイラーガードが変速機の変形から守ってくれます。
こちらは正爪タイプが付いています。交換の際はご注意ください。
フロントのギアは1枚
フロントのギアは1枚だけです。
そのため左側にシフターは付いていません。
普通のシティサイクルと一緒ですね。
本格的なクロスバイクなら2枚、3枚だったりします。
チェーンガードが付いているのでチェーンは外れにくいです。
PROWHEELというメーカーのクランクセットが使われているようです。
フロントギアの裏には42T(歯数が42個ということ)と表示があります。
リアのギアは7枚
リアのギアは7枚です。
シマノのTOURNEY 7スピード MTB カセットスプロケット(CS-HG200-7)。
タイヤ軸とギアの間にはチェーンの脱落を防ぐ透明の円盤(スポークプロテクター)が付いています。
これ自体がけっこう傷みます。
そして掃除がしにくい箇所でもあります。
こちらのギア歯数構成は12-32Tです。
クロスバイクなのに7段ギアで足りる?
そこでクロスバイクなのに7段変速ギアで足りるのか、という疑問が生じます。
メリットとデメリットを挙げてみました。
通勤に使うとしたらメリットの方が大きいかな、と思います。
メリット
- フロント1枚なので掃除が簡単。
- 数が少なくて使うギアに悩まなくていい。
- 操作が右側だけで楽。
- フロント変速機の調整がいらない。
フロントが1枚ギアだと、掃除が楽です。
例えば前3枚、後ろ7枚を掃除することを考えるとちょっと・・・、という方もいると思います。
また数が少なければギア選びに悩むこともありません。
状況に合わせてアップダウンの操作だけです。
左側のシフターもあるとちょっと負担。
そしてフロント変速機がないので調整がいりません。
関連記事:「TB1のメンテナンス。日常のお手入れとその頻度は?」
フロント3枚ギアのクロスバイクには「使ってはいけないギアの組み合わせ」というものがあります。知らなければ使ってしまいます(私は使ってしまった)。1枚なら、そこも気にしなくて大丈夫。
デメリット
- 本格的に走りたいなら物足りないと感じるかもしれない。
「スポーツ自転車はこういうもんだ」という先入観があると、7段では納得できない方もいるかもしれません。
またアップダウンの激しい道を頻繁に通るようなら、ギアがたくさんあった方が便利です。
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7段変速でも十分快適。ギア数が多いと・・・。
あくまで私の個人的な感想ですが、通勤に使うには7段変速で十分だと思います。
以前は21段変速に乗っていた
私が以前乗っていたクロスバイクは、21段変速でした。
フロントが3枚、リアが7枚。
買った日は、そのまま自宅まで乗って帰りました。でも初めてのクロスバイクで、ギアがいっぱい付いてる。
あると触りたくなるのが人間。
知識がないのにたくさん変速して、いきなりチェーンを外してしまいました。
日が暮れていた中で街灯の明かりを頼りに、手で付け直した苦い記憶があります。
通勤時に使うギアは1~6段、時々7段
私の場合は、主に1~6段、時々7段のギアを使います。
平地では2速からスタートして4速まで加速。
急な登り坂で1速。
下り坂で5、6速。
7速はめったに使いませんね。ペダルを漕ぐと、下りで使うには危ないくらいです。
通勤時はこれで間に合ってます。
未熟な私の場合は、ギア数が多いと使いこなせない
21段あったギアは、ほぼフロントは真ん中のギアのままでリア側のみを操作していました。
私がただ未熟だったのもありますが、そこまで細かく操作する必要はないかな。
クロスバイク初心者であれば、きっとギアが多くても使いこなせない。
だったら元から少なくして、効率的に変速していった方が快適ではないかな、と思っています。
まとめ
TB1の変速機についてまとめると、
TB1は7段変速だけど、通勤に使うなら十分。
主にシマノ製の変速機。
レバー式で操作も簡単だし、チェーンも外れにくい優しい設計。
フロントギアが1枚だから、掃除も楽。
ギアの数が多いと使いこなせない、と思う方はこちらがいい、はず。
です。
3速だと物足りない。
でも7速なら十分満足。
もしそれでも「もう少し調整したいな」と感じるようになったら上達した、ということなのかもしれませんね。
その時は新しい自転車、検討しようかな・・・。
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