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TB1のタイヤはパンクに強いけど英式バルブ。空気圧管理はどうする?

自転車の空気入れ

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ブリヂストンのTB1は、自転車通勤・通学に特化したクロスバイクです。

毎日の利用に耐えうる装備が盛りだくさんで、その特徴のひとつがロングレッドタイヤ

パンクに強く、耐久性のあるタイヤです。

自転車通勤・通学者にとって、パンクは絶対に避けたいトラブル。

私は高校生の時に2日連続でパンクしたことがあります。もう自転車通学止めようかと思いました。

そんなことがないようにTB1のタイヤについて確認していきます。

  • TB1のタイヤはパンクに強い?
  • 空気圧と管理方法は?
  • どれくらいの頻度で入れる?

空気の入れ方は普通の自転車と変わらないので簡単です。ですが長距離だったり、毎日だったり使用頻度が高ければ高いほど重要な作業です。

私の空気圧管理についても参考にしてみて下さい。

注意

※こちらで紹介しているのは2021年9月に販売されていたモデルです。現行モデルは仕様が異なる可能性があります。

TB1のタイヤは耐パンク仕様

トレッドパターン

タイヤ・チューブのどちらも耐パンク性に優れた完璧な組み合わせです。

タイヤの空気圧が低い状態でもパンクしにくい仕様です。

TB1のタイヤ

TB1タイヤ

TB1のタイヤは、

LONGREAD(ロングレッド)タイヤ

タイヤサイズはフレームサイズ(420mmと480mmがあります)に関わらず27×1-3/8WO。

空気圧は300kPa(3.0kgf/cm2)。

  • ひび割れが発生しにくいトレッドパターン採用で丈夫で長持ち
  • チューブガード構造を採用し、タイヤ内面とチューブの擦れを制御
  • タイヤ溝内部に交換時期を知らせる摩耗インジケーターを搭載

①の目印の先にインジケーターがあります。画像は1年経過したタイヤですが、まだまだ使用できそうです。

TB1のタイヤチューブ

英式バルブ

TB1のタイヤチューブは、

27×1-3/8WO スーパーチューブ

英式バルブ

パンクに強い材質で、一般チューブよりエア漏れが50%低減

MEMO

このタイヤは溝がしっかりしている分、小石が挟まりやすいです。私はたまに取り除いています。

1年経ちましたが、今のところパンクは一度もしていません。

とてもしっかりしたタイヤですね。

ちなみにリムはアルミ製で、スポークは鉄製です。

もしかしたらスポークは錆びやすいかもしれないので注意が必要かもしれません。

自転車のタイヤ 自転車通勤中のパンクの原因と対策は?パンクしにくいタイヤなら安心。

空気圧はどれくらい?エアゲージで測れる?

ロングレッドタイヤが耐パンク性に優れているとはいえ、できれば適正空気圧を保って使用した方が間違いないと思います。

適正空気圧はタイヤ側面に記載があります。

その数字に合わせてエアゲージ付きの空気入れで空気を入れれば、空気圧管理ができると思ったのですが・・・、

うまくいきませんでした。

エアゲージは300kPaを表示していても、明らかに空気が甘いです。

適正空気圧

空気圧

27インチのロングレッドタイヤ指定空気圧は300kPaです。

手でつまんでみると・・・硬いです。

指で押すと少し凹むくらいの硬さです。

指の感覚で分かるものか、150~350kPaを50kPa間隔で試してみました。
※後で出てくる変換アダプターに交換して測定しました。

が、ちょっと分かりにくいです。

200kPaを超えると、指の感覚で完全に把握するのは難しく感じました

どれも「指で押すと少し凹むくらいの硬さ」といえば、そう感じます。

TB1のタイヤは英式なのでエアゲージは不正確

エアゲージ

TB1のタイヤは英式バルブなので一般的な空気入れで問題ありません。

私が所有している空気入れは、エアゲージ付きの空気入れです。

エアゲージは適正空気圧の把握に便利。

ですがこちらで空気を入れてみると、英式バルブだとエアゲージは少し高く表示されてしまいました。300kPaの表示で150~200kPa、400kPaの表示を超えてやっと200~300kPa辺りの感覚です。
※空気入れによって違いがあるかもしれません。

米・仏式であれば測定可能なのですが。

正確な空気圧で入れることはできませんが「指で押して少し凹むくらい」を目安に自分なりにエアゲージの数値を決めておくといいかもしれません。

もしエアゲージ付きを持っていなければ購入時の硬さを目安に空気を入れましょう。

「指で押して少し凹むくらい」で、入れ過ぎ注意です

私の空気圧管理について

米式バルブ

ですが私は通勤で使うのでどうしてもパンクがしたくないし、快適に乗りたいので空気圧管理の対策をしました。

まず空気圧300kPaがどれくらいか分からないこと

これが把握できれば、その後は感覚を頼りに適正に近い空気圧で入れることができます。

そこで私は、

Panaracer(パナレーサー) エアチェックアダプターを使用しています。

こちらは米式対応の空気入れが必要です。

米式バルブ

これは 英式から米式バルブに変換できる商品で、 エアゲージによる空気圧管理が可能になります。

これで空気圧300kPaの”感覚”が分かります。あとはこれを目安に英式に戻して空気を入れれば問題ないのですが、私はそのまま使っています。

というのも虫ゴムは劣化しやすいですし、こちらは英式よりも空気が抜けにくいためです。そして自分の”感覚”に自信がありませんので。

また頻度に関しては、私の場合は3週間に一度空気を入れています

一般的にはクロスバイクなら1~2週の間隔かと思いますが、これだけ優秀なタイヤなので少しサボってます。それでも乗るときは必ず指でタイヤを押して確認しています。

使用頻度によっては、ひと月に1回でも大丈夫かもしれません。

参考

もう一つ考えた方法は、スーパーバルブを使う方法です。100円均一にも置いています。これは既存の虫ゴム付きバルブを弁付きのスーパーバルブに交換することで、英式を保ちつつ空気が抜けにくくなります
虫ゴムの劣化を気にしなくていいので安心ですね。空気が抜けにくいとはいえ、こまめにタイヤを触ってチェックした方が良さそうです。

TB1正面の画像 自転車のメンテナンス。日常のお手入れとその頻度は?

まとめ

TB1のタイヤについてまとめると、

TB1のロングレッドタイヤ、チューブは耐パンク性に優れた完璧な組み合わせ。

指定空気圧は300kPa。

定期的に「指で押して少し凹むくらい」の空気を入れよう。

でもしっかり把握するならエアチェックアダプターを使うと便利。

使わない場合はスーパーバルブで虫ゴム劣化対策はした方がいい。

こんなにパンク対策しているタイヤなら、通勤・通学していても安心できます。

学生時代もこのタイヤだったらあんなに苦しまなかったのに・・・。

そんな苦い思い出があるので、これからも定期的に空気を入れていこうと思っています。

サイクリングロードで撮影したブリヂストンTB1 ブリヂストンTB1のレビュー。1万km乗ってみて分かったこと。